2016年04月24日

休日の御所散策

 御所の町並みを歩く。初夏のような陽気。東京を出てくるときは、肌寒かったので、うれしい。市長にご案内をいただく。もうホテルはチェックアウトしているので、バッグを持ちながら歩いていると、秘書課長が「持ちましょうか」と言ってくれる。講演のネタなどにするために何冊も本を入れているので、かなり重いので何度か固辞したが、結局持っていただいた。これがいつもの出張スタイルであり、自分は慣れているが、かなり重い鞄なので、持たれて後悔したのではないかと思うが。申し訳ない・・・
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 御所は、戦災を逃れ、味わいのある古い町が残っている。歩いていると、町を散策している方とすれ違う。隣の橿原の方だったようだ。市長が地図を渡してご案内していた。途中、今は使われていないが、とても雰囲気のいい建物があった。これから暑い時期なので、このような場所で喫茶店やビアホールができれば最高なのだが。街の中で、疲れた時に腰を落ち着けるスペースが少ないのが残念。
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 2時間近く歩いて、お好み焼き屋でランチ。とてもボリュームがある。食べると腹いっぱい。冷えたジョッキでビールをいただく。市長は、この後も業務とのことで、一人で飲んで心苦しい(と言いながらお代わりまでしたが・・・)
posted by 林 秀一 at 22:55| 御所市 | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

熊本県宇城市との御縁

 9時 地震で甚大な被害を受けた熊本県宇城市(うきし)への救援物資の出発式。
 宇城市は、御所市に縁のある日本武尊(やまとたけるのみこと)の父、景行天皇が不知火(しらぬい)に導かれ上陸した地と伝えられ、御縁のある土地といえる。支援の申し出をいただいた株式会社井上天極堂、株式会社フェニックス、田村薬品工業株式会社に御礼を申し上げます。市が備蓄していた物資と合わせて4トン車に積み込み、市の職員5人が10時間余りをかけて宇城市に届けられた。
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posted by 林 秀一 at 09:48| 御所市 | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

甘味での打ち上げ

 金曜日は、市内散策。高鴨神社、水泥南(みどろみなみ)古墳へ行く。市内の歴史関連施設を周遊。市内には、古代以来の古い施設が多いのがこの街の特色。ただ、京都と違って、一般受けするような種のものとは言いにくく、その道に詳しいマニア向けの施設という感じで、見学者で込み合っている状況ではない。ただ、その分ゆっくりと観察する余裕はあるわけだが。
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 その合間に、JR和歌山線・吉野口駅で、柿の葉寿司を夜食用に買い求める。以前、和歌山県の高野町(こうやちょう)で講演させていただいた際に、橋本駅で乗り換えたのだが、ここはそこからすぐの位置にあるようだ。
 17時帰庁して、メディア対応。この日は、明日の市内視察を別にすれば、今月の勤務最終日で、定時で帰ろうかと思ったが、そうは言っていられなくなってしまった。
 20時30分ごろ、めどがつき、当方の部屋の横の企画政策課で、昼に買った草餅で、打ち上げ(的な)夜食。課長からいただいたが、一人では食べきれない量なので、課で残っていた皆さんで。御所は草餅もおいしい土地なのだった。課長に感謝。甘いものなので、お酒ではなくお茶を飲みながら、この1週間に思いをはせる。
posted by 林 秀一 at 23:22| 御所市 | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

モダンなお昼

 9:00 商工観光課、10:30 企画政策課ヒアリング。
 ランチ お好み焼き。市内の名物ということで。昼をお好み焼きで済ますということは初めてだと思う。
モダン焼きにした。
 15時から職員向け講演「情報発信のノウハウ」。自分は学者ではないので、体系に重点を置くのではなく、自分の経験も込めながら話すことにしている。終わって廊下を歩いていると、「おもしろかったです」と言ってくれる人がいて、気分を良くする。
 甚大な被害を被った熊本地震の情報収集。地域のCI活動のアドバイスで、2年間熊本県宇城市へ通っていたので、大変心配。自分は東日本大震災のとき、宇城市に滞在しており、会社からの安否確認のメールを最初は訓練だと思った。翌日、九州新幹線開通の際の式典は中止され、乗車率も半分以下だったろうか。阪神大震災以降、大地震の間隔が短くなっている気がする。日本国内は、大地震に備えた訓練が必須と痛感する。
posted by 林 秀一 at 19:45| 御所市 | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

これはデジャヴ?

 9時商工観光課・課題ヒアリング、10時30分人事課課題ヒアリング。
 昼食幕ノ内弁当。
 13時職員向け講演「農業と6次産業〜ブランド化へ至るプロセス」
 夜、食事兼飲み会。役所の近くは、飲食店が少なく、限られた中から選ぶことになる。カレーうどん。壁にタレントの色紙がたくさん。「石ちゃんも来ましたか?」と聞くと、県内や隣接の大阪のタレントがほとんどで、まだ石塚さんのアンテナにはかかっていないようだった。酒を気持ちよく飲んだ。ホテルへ着き、ベッドの上で明日のスケジュールを確認していると、いつの間にか、寝入ってしまい、23時ころ起きる。風呂へ入り、就寝。ホテル到着後の記述が昨日とニアリーイコールだ。デジャヴ?(昨日の滞在記参照)

 奈良県というと、思い出すのが亀井勝一郎『大和古寺風物詩』。当方の高校時代(昭和52年-55年)、現代国語の出典として、1位が夏目漱石『硝子戸の中』で、2位がこれだった。3位は忘れたが、小林秀雄だったかもしれない。1位と2位くらいは読んでおこうと思って、旺文社文庫『硝子戸の中』を買った。他の文庫にも入っていて、むしろ、そちらのほうが安かったのだが、旺文社文庫は、解説がダントツで詳しかったのだった。『硝子戸の中』は、あまり面白いと感じることがなく、亀井勝一郎『大和古寺風物詩』を買った。この本は、戦前から書かれていたもので、やはり読みにくい部分があり、軽く通読しただけだったが、印象的なフレーズがいくつかあり、今週、御所市立図書館で35年ぶり(!)くらいに借りて読んでみたが、おぼろげに覚えていた。今は忘れやすいが、高校時代の記憶力はあなどれない。例えば、次のようなフレーズ「しかし僕らは博物館の中で、何かしら不幸ではないか。東京の国立博物館でも、奈良博物館でも、法隆寺宝蔵殿でも、ふっと空虚な淋しさを感ずることがある。病院の廊下を歩いているような淋しさだ。…この空虚とは何か。淋しさとは何か。僕は近頃になって、それが愛情の分散であることにはっきり思い当たった。つまり博物館とは、愛情の分散を強いるようにつくられた近代の不幸ではなかろうか。・・・僕らはもはや昔の人が感じるように古寺を感じてはいない。僕らが感じているのは、実は寺ではなくて博物館ではないか。この無意識の変貌を僕は最も惧(おそ)れる。」(亀井勝一郎『大和古寺風物詩』日本ソノサービスセンター 昭和43年 p56)
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PS.『硝子戸の中』は、あまり面白いと感じることがなく・・・と書いてしまったが、大学入学後、家にあった夏目漱石『三四郎』を何気なく手に取って、読みだしたが、巻を措く能わずで、しばらく没頭することになった。青春時代ゆえなのだろうか。明治時代のストーリーなのだが、古臭さは感じない。東大のキャンパスを初めて訪れたときは、まず三四郎池に行ったほど。同じ年頃の学生に場所を尋ねると、「地味な池ですけどね・・・」と言われたものだったが。今も文京区を歩いていると、ふとこの小説を思い出したりする。『三四郎』を水のイメージの小説と捉える評論があり、少し納得。ここから発展して、夏目漱石『彼岸過ぎまで』、森鴎外『青年』、武者小路実篤『友情』など読んだが、『三四郎』ほどは熱中できなかった。実は、『三四郎』は小6の時、誕生プレゼントとして、W君がくれたものだった。分厚さを敬遠して、10年近く読まずにいて、W君ごめん。
posted by 林 秀一 at 23:54| 読書 | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

コーヒーブラック&日本酒を味わう日in御所

 8時30分。明日香村からY政策監来庁。政策監も同じように非常勤で、明日香村へ入られているが、すでに1年間勤務しており、4月から2年目に入る。情報交換など。
 その後、奈良県橿原総合庁舎U主幹、Iさん来庁。
 10時から業界ヒアリング。今日の対象は農業。
 甘柿の歴史は、突然変異的に御所から始まったとのこと。それまでの柿は、すべて渋柿だったらしい。これも知らない人が多い情報だろうな(自分もだが)
 「御所には、知られていない情報がたくさんあるんですよ」と市長。「それはもったいないですね」「そういうことをしてこなかったのは、御所人の奥ゆかしいところというか・・・」と苦笑。
 13時、ニッポン放送Kさん来庁。しばし、大阪でのラジオ界の話題など。自分はラジオがとても好きなのだが、まったく聞かない人もいる。公用車で、「ラジオ入りますか」と尋ねると、「あ、今まで聞いたことありません」と言いながら、電波が入るように苦心して設定してくれた。ニッポン放送では、ナイターオフシーズンに放送していた「ラジオシャングリラ」が好きで、よく聞いていた。
 Kさん、チョコを置いていってくれる。自分は、コーヒーをブラックで飲むのだが、チョコをかじりながら飲むのも好き。(20歳くらいに突然、ブラックコーヒーをおいしく感じるようになった。17歳くらいから、たまに、おそるおそるブラックコーヒーをちびりと飲んでいたのだが、しばらくは、こんなにまずいもの飲んでられん! と思うことの繰り返し。でも突然、ブラックが好きになったのだった。ちょっと不思議)
 午後も農業界ヒアリング。「御所の野菜は、おいしいんですよ。とくに大和芋、御所柿は有名。ファミリーマートのお隣を借りて野菜を売ったら好評で。最近できた11pmからも声がかかっています。」と農家の方。「イレブンピーエム・・・?それ、am/pmの間違いでは? 11pmって、昔の深夜番組ですよ。少しエッチな」と指摘すると、あわてて「あ、そうそう、am/pm、am/pm」と訂正されるが、市長が「うん?それセブン・イレブンじゃないですか」と言うと「あ、そうか、セブンイレブンだった」と再訂正。セブンイレブンと11pmって、結構違う気がするが。
 13時30分業界ヒアリング。
 15時30分市職員勉強会の講師役。地域外の人たちを御所へどう呼び込むかを地域ブランドランキング上位都市などを素材に考える。職員へまとまった休みができたら、どこへ行きたいかを尋ねると、金沢と答える方が多い印象。もともと地域のブランド力が強いことに加えて、北陸新幹線開業以来、メディアで取り上げられる機会がさらに増えている(自分も一番列車に乗って金沢へ行ったのだった。窓口では、速攻で売り切れたので、あきらめかけていたのだが、開業前日の19時過ぎにみどりの窓口へ行ってみた。「今から、チケットが取れても、朝、5時に起きるのしんどいしな」と内心思っていたのだが、そういう時に限って、取れたりする。あわてて社に戻って、残業を片付けて、帰宅し、布団に入ったが、すぐ寝れるわけでもなく、寝不足のまま、北陸新幹線に乗ったのだった。金沢駅の混み方には、本当に驚いたが)
 夜は飲み会。日本酒を気持ちよく飲む。発泡性で、とても飲みやすい。ホテルへ着き、ベッドの上で明日のスケジュールを確認していると、いつの間にか、寝入ってしまい、23時ころ起きる。風呂へ入り、就寝。


 コラム「ふりむかないで 御所の人」の巻

 ブランド総合研究所が毎年発表する地域ブランド調査は、近年、マスコミに大きく取り上げられるようになっているが、御所市のランキングはトップ100には入っていない。大変歴史のある町ではあるが、全国的な知名度が高いわけではないので、このようなランキング化の際には、不利に働く。
 少し(かなり?)古い話になるが、昭和40年代のムード歌謡で、ハニー・ナイツの「ふりむかないで」というあるシャンプーメーカーのCMソングがある。各地で暮らす女性を詠み込んでいる。レコードでは6番まで録音されており、その舞台は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡(博多)の6都市である。テレビ番組でなつかし歌謡として放送される際も最大6番までのことが多い。ところが歌詞は、72番まであるといわれ、広く全国に散っている。必ずしも全国をバランスよく拾っているわけではなく、例えば、香川県では近隣の丸亀と高松がうたわれている。ちなみに、私の故郷の帯広もあったが、歌詞はあまりピンとくるものではない(他の街と混同している部分もある?) また滋賀県ではなぜか、都市名ではなく、びわ湖となっている。さすがに72番まであると、よくできているなと感心する部分と、この歌詞はないのでは(歌うとはずかしい)というものもある。
ちなみに奈良県を見てみると、選ばれているのは、斑鳩である。御所は2文字なので、歌いにくいのかと考えたが、沖縄の那覇と名護は選ばれている。やはり、知名度の差なのだろう。
posted by 林 秀一 at 23:50| 御所市 | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

御所市(ごせし) 初体験の記

 本日、着任しました。
 8時半から勤務のため、ホテルに前泊し、ゆったりできた。朝食も地元料理が出て、たっぷり味わえた。
 でもそのせいで、初出勤日は少し早めに来ようとしたにもかかわらず、役所には5分前の到着だった。
 出勤時、近鉄橿原神宮前駅でOLさんに、御所行きの電車を訪ねると、路線図を見ながら「御所、聞いたことある・・・でもどう行ったらいいか、わからない・・」と少し悩んでいるので、「20分くらいの近距離のはずですが」と期待しながらも若干、プレッシャーを与える(申し訳ないです)と、しばらく考えていたが、「わかりません・・・すみません」と返されてしまった。(このエピソードを懇親会の席上で市長に話すと、「お隣りの橿原市の方が御所への行き方を知らないってあるかなー? 情けない話だなー」と悔しがっておられた)
 御所駅からタクシー。出張地では、街の雰囲気を知るために、路線バスに努めて乗るようにしているが、タクシーで運転手さんと語るのも地元のことを知るのにいい。「この辺で、いい居酒屋さんがありますか?」(よく聞くフレーズの一つ)「・・・この辺は何もないですね。ほら、シャッターも閉じているところが多いでしょ。高田市で飲む人が多いようですね」「御所という街の名前もね、由来はあるんでしょうけど、よくわかりません」と非常に正直なご感想。タクシーの運転手さんが地元を卑下するというパターンは、よく見られる光景。観光部署の担当者の立場からは、地域のPRを期待したいところだろうが)出張地で、タクシーに乗った場合は、なるべくご当地のラジオ番組を聞くようにしている。ラジオCMには地方色が出て、面白いからである。(片木淳、藤井浩司、森治郎編『地域づくり新戦略』一藝社2008年 第2章「まちの活性化と地域ブランド」p46)
 自分の故郷(帯広市)のスター・中島みゆきさんの曲が流れていた。柏原芳恵さんが歌って、ヒットした「春なのに」のセルフカバー。独身時代のカラオケデートでは、女性がよくこの歌を歌っていた気がする。(締めは、だいたい岩崎宏美「マドンナたちのララバイ」。これは歌がうまいと自覚してる人しか、歌いにくい曲であるが)
 自分は、今は東京に自宅があるが、もともとは田舎の出身であるため、この落ち着いた雰囲気は体になじむ気がする。
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 今日は、郵便名柄館(てがみカフェ)で、ランチセット。地元の産物で作られたものがもとになっており、野菜中心のヘルシーなもの。コーヒーを飲むと古い切手をプレゼントしてくれる。小学生のころ、切手を集めていたので、懐かしい。この店は料理もおいしく、お昼時は、混んでいた。
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 午後は、市内主要施設、観光スポットの視察。高天原が市内にあって驚く(宮崎県のほうが圧倒的に有名だからなー)。
 自分は、北海道の出身だから、京都を歩いて、幕末ゆかりの地を見て、感慨にふけったりしていたが、御所では、さらに古い名所があるのに驚く。日本武尊伝が残っているのだから。
 夜は懇親会を開いていただき、地元のお酒を飲む。米どころの土地で、日本酒がおいしい。いい気持ちでホテルへ帰る。
posted by 林 秀一 at 22:00| 御所市 | 更新情報をチェックする