2017年04月09日

追憶の小樽

 昼ころ、小樽駅着。駅を出ると、まっすぐ先に真っ青な日本海が見える。天気はいいが少し寒い。東京では桜が満開のころであるが、こちらではまだひと月先。小樽市文学館へ。企画展「サカナクション・山口一郎さんの本箱」を開催中。ここはユニークな企画が多く、小樽に行った際は立ち寄ることが多い。企画展の性格上、若い女性層が多い。山口さんが育った実家の喫茶店を模した展示となっており、彼が幼いころから読んできた本も飾られている。父親が経営していた喫茶店が営業していた70年代から80年代の時代が反映されているので、懐かしい思いもする。その頃の小樽の喫茶店、バー、スナック等のカラフルなマッチ箱が飾られている。デザイン性が豊富であり、ライターが普及する前は、これを集めている人も多かった。あまり広いスペースではないので、すぐに見終わり、常設展へ。小樽にゆかりのある作家の展示。戦前の小樽の華やかな時代がしのばれる。
 その後、バスで小樽市郊外の朝里川温泉へ。空気が冷たく感じるので、露天風呂に入っていると気持ちがいい。
 小樽築港駅へバスで出て電車で札幌へ行き、食事をしようと考えていたが、予定を変更して、小樽駅へ。屋台街が2日前にオープンしていたので、覗いてみる。立ち食い寿司が繁盛していて、外にまで行列ができていた。一番奥のバーに座り、刺身などを食しながら、ビールや日本酒。隣で、中華チラシ *1 のおいしい店を声高に強調している方がいて、帯広出身者かと思い、聞いてみると、地元の方。中華チラシが小樽にあるとは初耳。しばし酒を飲みながら話をした。

*1 北海道帯広市のご当地グルメ。豚肉と白菜、玉ねぎなどの野菜を甘辛く煮て、ご飯に載せた丼。酢飯ではない。中華チラシの語源としては、エビなどの海鮮物を載せていて、ちらしずしに似ていたから、などの説があるようだ。豚丼ほど有名ではないが、読売テレビ制作の「秘密のケンミンSHOW」などで紹介されたため、知名度を増しつつある。


posted by 林 秀一 at 16:28| 旅先 | 更新情報をチェックする
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