2017年06月22日

実務・現場と学問の世界

今月の御所市ラスト勤務日。
 午後、ある大学の教授とお会いする(観光文化論)。キャンパスは、学生が行きかい、華やかな雰囲気。
 観光に関しては、いままで、いくつかの自治体のプランに携わってきた。インバウンド振興のため、海外で広報展開をしてきた経験もある。予算の少なさに悩まされる一方、タレントのNさん人気による反響の広がりに驚かされることもあったりした。
 実務・現場と大学等の学問の世界は、かなり近い分野もあれば、まったく離れた分野もある。法学などは、実際に法律を作る際、研究者の助言・アドバイスを仰ぐ機会も多く、かなり近い位置にあるように感じる。観光に関しては、実務の世界から学界へ転じる流れは以前よりあるが、現場の主流は理屈で物は動かない、という類の職人的観念が根強くあり、交流はごく一部の間に限られている印象がある。
 実務の蓄積に対する分析、批評がなされてこそ、次への展開、進歩が実現すると考えている。そうでなければ、偶然の成功、成功例の物まね、カリスマ的リーダーの思い付き的実行にしかならないリスクがある。
 御所市の観光施策について考えているのだが、その前提として広い視野から眺めたいと考えており、そのためには学界の知見の蓄積は必ずプラスに作用すると考えているのである。



posted by 林 秀一 at 22:25| 御所市 | 更新情報をチェックする
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