エレベーターで会場へ向かったのだが、このエレベーター前には行列ができている(1列)。順番にエレベーターに乗るための行列なのである。これは初めての体験。今は、コンビニエンスストアもレジごとではなく、1列になって順番を待つことが普通になっているが、エレベーター前の整列を見るのは初めて。確かに朝や昼休みの終了時などは、かなり混むこともあり、来た人から順に乗るのは合理的ではある。ただ、1列なので、行列がかなり長くなっている。他のビルで、このような1列になってのエレベーター待ちを見たことはない。このビルに初めて来た人は戸惑いそうだ。
このような1列になっての順番待ちは最近の習慣である。昔、トイレでは、用を足している人の後ろにそのまま並んでいたが、順番が来るまで、人により早い遅いの差が生じる。このような不公平をなくすことを目的として、テレビ朝日「ニュースステーション」で、1列になって、早く並んだ人から用を済ませるように呼びかけたのがこのような習慣ができるきっかけとなった。理由が合理的であるので、あまり反対する人はいなくて、比較的スムーズにこの習慣ができた。
エレベーターにおける、歩く人のための片側空けもメディアなどを通じた呼びかけでできた習慣である。ただし、今は機器の保守性の観点と安全性の面から、多くの施設では歩行自粛を呼びかけることになったが、いったんできた習慣はなかなか元に戻っていない。
勉強会終了後、食事。ロースカツ定食。少し重かったかもしれない。