2018年03月06日

たまには、函館塩ラーメン 〜地域ブランド論の観点からみる

 昨日は、春らしい気候であったが、今日は少し気温が低い。
 銀座で、地域創生をテーマにしたカンファレンス。地方から来ている人も多いようである。
終了後、函館塩ラーメン。この店に入るのは、多分15年ぶり。東京では、北海道風味のラーメンを出す店は多いが、函館ラーメンは珍しい。函館ラーメンは、地域ブランドとしての知名度は高く、アンテナショップではよく売れているようだ。ただ、博多とんこつラーメンが東京に進出して以来、こってりした味覚のラーメンが人気を呼んでおり、あっさり塩ラーメンをメニューに載せる店は多くはない。
 北海道は、ラーメンのおいしい地として知られており、札幌のみそ、旭川のしょうゆ、函館の塩が3大ブランドとして確立している。室蘭や釧路が道内第四のラーメンとして名乗りを上げているが、トップ3の知名度に比べるとやや落ちる。地域ブランドにおいては先行者利得が大きく、確立したトップ3の地域を崩すのは容易なことではない。地域ブランドを立ち上げる際、ラーメンがよく候補に上るが、この分野では強力なブランドが既に存在しているので、成功するのは容易なことではない。その点、近年、焼きそばや餃子に着目し、ブランドを確立させた地域はマーケティング戦略が巧みであったといえる。
 自分は、北海道出身ではあるのだが、東京では、むしろとんこつラーメンを食べる機会が多い。ランチでラーメンを食べる機会は少なくないが、過去をさかのぼってみると函館風塩ラーメンを食べるのは、5年に1度くらいの割合か。貴重な機会であった。
posted by 林 秀一 at 22:31| マーケティング | 更新情報をチェックする
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