2018年03月21日

地域ブランド力を茨城県で考える(茨城県モニターツアーより)

 春分の日の早朝7時10分に東京駅。今日は雨で肌寒い。モニターツアーとしてはあいにくの天気。天候によってツアー訪問地の印象が悪くなることはない。ただ、いい天気の場合、体験した印象の経験が割増しになる気がする。少し担当者が気の毒。
 茨城県は、地域ブランド力ランキングの最下位という印象が強いが、実は魅力的な県なのである。袋田の滝のような迫力のある景観もあるし、水戸のまち歩きも楽しい。納豆や常陸秋そば、鉾田のメロンなどおいしい産物も多い。干し芋は、家へのお土産の定番。しかし、「あれもこれもあります。魅力的なものたくさん!」というのは、印象に残りにくく、ブランド力ランキングでは不利に働く。
 
 まずは茨城県が誇る納豆をテーマにした工場見学、舟納豆「納豆ファクトリー」へ。産業観光は、インバウンドにも今後有望な分野。納豆を食べられる外国の方も増えているようである。見学後、商品も買える。舟納豆というのは、パッケージが舟の形をしているからである。立体的な形状をしているので、器がなくてもかき混ぜることができて便利。自分は面倒くさがりなので、さっと混ぜ終えるが、その様子を見て「混ぜ足りないよ!」などと、小うるさい指摘をする人もいたりするのである(おいしくなるからと、30回くらい社員食堂で、かき混ぜている人もいる)
 水戸の偕楽園へ。梅まつりの時期。雨も本降りで冬のような寒さ。偕楽園は、広々としており、歩くととても楽しいところ。咲き乱れる梅も見事な光景。ただ、今日に関しては極寒の中を薄着で歩く修行僧のような気持ちである。
 続いて笠原水道へ。水戸黄門が町の水源の確保のために整備を命じた上水道と水源。水戸を何度も訪れている自分にとっても初めての場所。このような観光資源が豊富に隠れているのが茨城県の奥の深さ。ただし、ここは歴史に興味を持っていると、より深く楽しめる。ただ、ここを見学しているあたりがこの日の寒さの絶頂期。歴史的な資源をどのように興味深く見せるかと言う観点は、御所市にとっても課題。VR(バーチャルリアリティ)の技術を絡ませる方法も考えられる。
 夕食では、茨城の日本酒も飲む。地元の料理によく合う。寒いので、隣の方は熱燗を飲んでいたのだった。
posted by 林 秀一 at 23:32| 観光論 | 更新情報をチェックする
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